森ビル(株)は、虎ノ門・六本木地区市街地再開発準備組合が推進している虎ノ門・六本木地区第一種市街地再開発事業が、東京都港区より都市計画決定の告示を受けたと発表した。
再開発事業の対象地区は、東京都港区虎ノ門の約2.0ha。東京地下鉄日比谷線「神谷町」駅、南北線「六本木一丁目」駅至近に位置する。
周辺には、各国大使館やホテル等が立地しており、国際性豊かな地域であるとともに、アークヒルズや泉ガーデンなど第一種市街地再開発事業による街づくりが行なわれている。
また、同地区を含む「環状二号線新橋周辺・赤坂・六本木地域」は、都市再生緊急整備地域に指定されている。
同準備組合は2001年より地区内の地権者として、個人、森ビルなど計37件で構成。同社は、事務所と事業協力者として参画している。
同地区の再開発事業では、「緑の生活都心」をコンセプトに、居住機能と商業・業務機能等が高次に複合した魅力あるまちづくりをめざしている。
準備組合では、平成19年度中の再開発事業の認可および再開発組合設立をめざし活動していく。