不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/8/15

新規資産の稼動が寄与、1口当たり分配金は1万9,809円/NBF07年6月期決算

 日本ビルファンド投資法人(NBF)は13日、2007年6月期決算を発表した。
 
 当期(2007年1月1日~6月30日)の営業収益は266億4,000万円(前期比2.9%増)、営業利益は121億1,100万円(同3.9%増)、経常利益は100億6,300万円(同3.0%増)、純利益は100億6,200万円(同3.0%増)、1口当たり分配金は1万9,809円。

 当期は、三井不動産グループをはじめとする独自の情報チャネルを活用し、「中野坂上サンブライトツイン」(東京都中野区、取得価格311.6億円)および「中野坂上サンブライトアネックス」(東京都中野区、取得価格4.5億円)、「NBF銀座通りビル」(東京都中央区、取得価格170億円)を取得。これらの新規稼動により、営業収益が増加した。
 当期末におけるポートフォリオは、保有物件ベースで56物件、投資額6,743億円(取得価格ベース)、総賃貸可能面積69.2万平方メートル、期末稼働率99.0%(前期比1.2ポイント上昇)、テナント総数は910となった。
 
 次期(07年12月期)は、営業収益275億7,000万円、営業利益122億3,600万円、経常利益98億400万円、純利益98億400万円、1口当たり分配金1万9,300円を見込んでいる。

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