不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/8/17

仕入れコストの増加、建築資材の高騰により増収減益/東新住建07年6月期決算

 東新住建(株)は、2007年6月期決算を発表した。

 当期(2006年7月1日~2007年6月30日)の連結売上高は1,044億6,700万円(前期比15.0%増)、営業利益は19億8,500万円(同▲9.1%)、経常利益は9億5,400万円(同▲23.9%)、純利益は2億6,700万円。

 今期は、同業他社との販売競争の激化、地価の上昇による仕入れコストの増加および建築資材の高騰といった原価の上昇要因を販売価格に転嫁できなかったことなどにより、売上総利益率の低下を招いた。

 セグメント別にみると、住宅建築請負事業では、賃貸住宅「ザ・借家ネクサスセラ」などの販売を開始したものの、設立間もない子会社の営業損失を吸収できず、売上高171億7,600万円(同11.2%増)、営業損失7億100万円を計上。
 分譲不動産販売事業の分譲戸建においては、「オアシスパーク一宮千秋」(愛知県一宮市)の販売を開始した。また、「東海3県下分譲戸建着工数9年連続No.1」を達成。結果、売上高799億9,600万円(同15.4%増)、営業利益59億7,000万円(同▲2.1%)となった。
 不動産の賃貸管理および売買仲介などを行なう兼業事業では、売上高72億9,300万円(同20.2%増)、営業利益7,700万円を計上した。
 
 2008年6月期は、売上高1,066億円、営業利益28億5,000万円、経常利益16億5,000万円、純利益7億円を見込んでいる。

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