日本土地建物(株)を中心とする日本土地建物グループは10日、神奈川県大和市と協働で進めている「高座渋谷駅駅前複合ビル建設事業」(神奈川県大和市)について、大和市との契約調印式を行なった。
同プロジェクトは、大和市主導による小田急江ノ島線「高座渋谷」駅周辺地域の土地区画整理事業の一環で、同地区のまちづくりの核として官民複合ビル建設の提案が募集され、同社グループが事業者として選定されたもの。
同計画地は敷地面積約5,300平方メートルで、高座渋谷駅の西口駅前広場に隣接して所在する。「多世代の交流と賑わいの創出」をテーマとし、駅前の賑わいづくりと商業モールの玄関として、周辺商店街と連携した活性化をめざす。
代表企業である日本土地建物は、開発事業者として大和市との間に30年の定期借地計画を締結し、官民複合ビルを建設する。建物は、鉄骨造(一部鉄骨鉄筋コンクリート造)地上6階地下1階建て。建築面積4,450平方メートル、延床面積1万7,009平方メートル。
市役所分室、多目的ホール、図書室などの公共施設機能のほか、生鮮、銀行、カフェといった生活利便施設やフィットネスセンターの導入も行なう予定。