(株)エルクリエイトは13日、2007年6月期決算説明会を開催した。
当期(07年7月1日~08年6月30日)の業績(非連結)は、売上高62億5,600万円(前年同期比38.2%増)、営業利益5億9,600万円(同33.9%増)、経常利益5億3,600万円(同36.2%増)、当期純利益3億円(同80.5%増)。
不動産開発事業において、自社ブランド「エルズ」マンションシリーズの企画・分譲および土地等の販売を促進した結果、マンションの企画分譲は45億9,600万円(同12.6%増)、土地等の販売は16億5,000万円(同480.0%増)を計上した。
次期については、売上高87億7,000万円、営業利益7億5,000万円、経常利益5億4,000万円、純利益3億1,000万円を見込む。
また、今後の事業戦略については、不動産開発事業を拡大させるべく、静岡に事業エリア・供給戸数を拡大。他社差別化戦略の推進を図るため、戸建融合プランの間取りや共用部を充実させた新ブランドも開発。また、流動化事業の伸張とともに不動産管理業、仲介事業、賃貸事業、戸建事業にも参入、総合不動産業化を確立するとした。
同社代表取締役の岡田勇二氏は「静岡は大手は参入していないが需要はあるエリア。特に葵区において事業を展開していく。また、新ブランドは“エルズレジデンス”とし、アッパークラスの顧客に訴求していく。09年6月期には、売上高100億円、営業利益10億3,300万円、経常利益8億1,300万円をめざす」と展望を述べた。