薬院ホールディングス特定目的会社は14日、「薬院一丁目開発プロジェクト(仮称)」(福岡市中央区)を着工した。
同プロジェクトは、薬院ホールディングス特定目的会社から東京建物(株)が開発業務を受託し、オフィスビルとして開発を進めてきたもの。西鉄大牟田線「薬院」駅より徒歩2分、福岡の中心「天神」に隣接するビジネスエリアに位置している。
同ビルは、地上14階、敷地面積3,910.4平方メートル、延床面積2万4,423.88平方メートル。基準階は1フロア約1,300平方メートル、天井高2.8m、無柱空間を確保し、事務所規模に応じたフレキシブルな分割対応が可能となっている。
また、高い制震性能を発揮するブレース型制振ダンパーの設置や、非接触ICカード対応のセキュリティーシステム、バリアフリー新法に基づくユニバーサルデザイン、ゾーン空調方式を採用。
安心で快適なオフィス環境を提供するとともに、敷地内には四季を感じさせる樹木等の緑化と、オープンスペースや歩行者空間を設置している。
竣工は2009年1月を予定している。