三洋ホームズ(株)は、(株)ブリヂストン(東京都中央区、代表取締役社長:荒川詔四氏)との共同開発による制震ダンパー「SanDouble-X(サンダブルエックス)」(特許申請中)を採用した3階建て戸建て住宅への工業化認定を取得。22日から販売を開始する。
このダンパーは、地震エネルギーを効果的に熱エネルギーに変換し、揺れを低減するもの。このダンパーに、高耐震構造(GSフレーム)を加えた「耐震+制震ハイブリッドシステム」により、地震の揺れを最大で約30%低減する。
また、同社独自のカウントダウン方式によるビルトイン型緊急地震速報システム「EQvoice(イーキューボイス)」も標準搭載。地震発生時に安心して避難できる照明連動(オプション)や、携帯電話との連携で日常的に使えるコールボタン機能もついている。
同社では、今回の高耐震対応住宅の発売を機に、災害時のハードの強さから、ソフトのサポートまでを行ない、さらに安心して暮らせる住まいづくりを行なっていくとしている。