不動産ニュース / 開発・分譲

2007/9/26

霞が関エリアの複合開発「東京倶楽部ビルディング」竣工/三井不

 三井不動産(株)は26日、(社)東京倶楽部と共同で建て替え事業を推進している「東京倶楽部ビルディング」(千代田区霞が関)が、同日付けで竣工したと発表した。

 「東京倶楽部ビルディング」は地上14階地下1階建て、敷地面積4,722.71平方メートル、延床面積2万3,077.98平方メートル、オフィス・店舗で構成される。
 
 周辺建物との調和を考慮し、外堀通りに面する南面は庇や縦格子による彫りの深い表情を演出。また東西面にはガラスカーテンウォールを採用し、透明性を高めつつも窓際の熱環境を快適に保つために外壁を複層化、環境にも配慮した。
 
 4階~14階のオフィスフロアは、耐震・セキュリティー・情報化対応における最新設備を設置。1フロア約1,100坪、奥行き21.8m。三面採光、無柱整形スペースとなっている。また、共用部には各階2ヵ所のリフレッシュコーナーも設置した。

 一方、1階~3階の商業施設「霞ダイニング」は、飲食店の少ない霞が関エリアにおいて、都心のオフィスワーカーや都心生活者を主なターゲットにしている。
 日本初進出2点を含んだ飲食店舗9店と、生花店1店が入居。施設内は、上質で洗練された落ち着きの空間を提案している。

 なお、「霞ダイニング」のオープンは10月25日。

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「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。