東急不動産(株)は1日、「マンションの建替えの円滑化等に関する法律」に基づき進めてきた「赤坂コーポラス建替事業」(東京都港区、総戸数32戸)が竣工、「BRANZ赤坂」として引き渡しを完了したと発表した。マンション建替円滑化法を適用した組合施行方式による建替え事業は、民間分譲マンションとしては首都圏初。
「赤坂コーポラス」は、1957年に建築された鉄筋コンクリート造地上5階建ての分譲マンション。同社は、2002年に事業協力者として参画。建替組合と68回に及ぶ会議を行ない、赤坂にふさわしい高級感ある建物をめざした。
「BRANZ赤坂」は、地上地上10階地下2階建てで、総戸数は64戸(平均住戸面積約68平方メートル)。地権者住戸29戸を除いた35戸を同社が取得。12月から販売する。