積水ハウス(株)は9月28日、「グランドメゾン」シリーズとして静岡県内で初となる免震マンション「グランドメゾン静岡 ザ タワー」(静岡市駿河区、総戸数73戸)の概要を発表した。
同プロジェクトは、「南町26-5地区優良建築物等整備事業」として静岡市などからの補助金を得て行なう民間再開発事業。店舗複合型共同住宅の住宅保留床を同社が取得し、分譲するもの。
鉄筋コンクリート造16階建て。JR「静岡」駅より徒歩5分と、ショッピングや医療・行政機関に至近の立地でありながら、幹線道路より一本奥まった静かで希少価値の高い住環境エリアに位置する。
敷地面積1,764.41平方メートル、建築面積833.29平方メートル、延床面積9,377.62平方メートル。
外観は、ダイナミズムを表現する高層部デザインや垂直ラインを生かした印象的なフォルムとし、住戸プランは快適でゆとりあるメーターモジュールを採用、多彩なバリエーションを用意した。
安全面では、建物の地震被害を少なくし、地震による揺れを抑えて各住戸での家具の転倒なども防ぐために免震構造を採用。
また、構造熱橋部の断熱補強を行なうことにより、住宅性能表示制度における省エネルギー対策等級4を取得している。
間取りは2LDK~4LDK、専有面積75.51平方メートル~104.66平方メートル。予定販売価格は3,300万円台~6,900万円台。11月中旬にモデルルームをオープンさせる。
竣工は2008年12月、入居は09年1月の予定。