不動産ニュース / ハウジング

2007/10/2

200年住宅「HABITA」、09年度1,000棟供給めざす/MISAWA・international

「200年住宅・HABITA」の外観
「200年住宅・HABITA」の外観

 MISAWA・international(株)(東京都新宿区、代表取締役社長:三澤千代治氏)は1日記者会見を行ない、同社が部材を供給、提携工務店が建設する長耐久の木造住宅「200年住宅・HABITA」の全国展開を本格化すると発表した。

 同社が展開する「HABITA(ハビタ)」は、(1)国産材の5寸格柱、1尺梁による大段面木構造、(2)古民家再生にヒントを得た再生手法、(3)木材表しによる耐久性維持と高いデザイン性、などが特徴の木造住宅。地元の工務店と提携し、地場の木材を地元で消費する「地元密着」「地産地消」の考え方と同時に、プレカット、鋳物金物によるコストダウン、構造計算書・家履書の添付、標準建築費の公開などでユーザーニーズに応えていく。販売価格は、標準仕様で坪当たり40万8,000円。

 記者会見で挨拶した三澤社長は「環境問題に代表されるように、日本の住宅は今、400年に一度の変革期にある。ハードだけの200年住宅は決して普及しない。日本の住文化を見直し、いつまでも壊したくない家、何世代にも愛着が持ち続けられる家をめざしていく」と抱負を語った。

 「HABITA」は、すでに、提携工務店の一部がモデル住宅を建設中。2007年度中には、提携工務店を200店、経常利益30億円とし、09年度には提携工務店1,000店としたうえで、株式上場をめざす。

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