(株)ノエルは11日、07年8月期決算を発表した。
当期(2006年9月1日~07年8月31日)の連結業績は、売上高804億9,300万円(前年同期比55.3%増)、営業利益45億600万円(同64.9%増)、経常利益30億6,500万円(同86.6%増)、当期純利益16億4,000万円(同54.0%増)となった。
当期は、仕入れ・企画・販売の各運営体制強化を図り、マンション・戸建て住宅など一般顧客向けの分譲および不動産投資開発事業における、自社開発による収益不動産の開発販売の量的拡大を図るとともに、特徴ある高付加価値商品の開発、建築工事代を中心としたコスト競争力の強化、業務の効率化による生産性の向上を推進し、利益率の改善を図り、増収増益を達成した。
セグメント別では、アセットコンサルティング事業で、買取再販業務の販売遅延による保有経費負担や、前年出店店舗の経費負担等により営業損失を計上したものの、デベロップメント事業、不動産投資開発事業では、売上高・営業利益とも前年比大幅アップを達成した。
なお、次期の通期連結業績は、売上高983億円(同22.1%増)、営業利益61億円(同35.4%増)、経常利益37億5,000万円(同22.3%増)、当期純利益19億8,000万円(同20.7%増)を見込んでいる。