(株)ランドは12日、2008年2月期中間決算(連結)説明会を開催した。
当期(2007年3月1日~8月31日)の売上高は359億8,500万円(前年同期比526.2%増)、営業利益73億1,200万円、経常利益67億5,600万円、純利益36億5,800万円となった。
マンション分譲事業における引渡しおよび、不動産流動化事業における前倒し計上などがあったため期初予想を大きく超える売上高となった。
また、100%子会社である(株)ランドネクサスを通じて展開しているシニア住宅事業では、入居率の向上などから、全ての施設において黒字化を達成。売上高6億8,700万円(前年同期比412.1%増)を計上した。
説明会において代表取締役社長の松谷昌樹氏は、「シニア住宅事業ではこれまで培ったノウハウを生かし、さらなる発展をめざしていく。住宅色を強くした施設の建設など、事業の土台を作るべくじっくり取り組んでいきたい」などと展望を述べた。
下期については、大阪と名古屋に仕入れを目的とした子会社を設立するなど、事業エリアの拡大をめざす。
通期予想は売上高520億円、営業利益79億円、経常利益62億円、純利益33億円を見込んでいる。