三光ソフラン(株)は15日、2007年8月期連結決算を発表した。
当期(06年9月1日~07年8月31日)の売上高は、250億9,100万円(前期比50.5%増)、営業利益19億2,900万円(同106.7%増)、経常利益26億4,700万円(同44.5%増)、当期純利益11億4,300万円(同0.8%増)となった。
セグメント別に見ると、建設事業において、戸建て分譲は予定どおり推移したものの、大型建設工事が減少。売上高は同▲25.6%の35億9,500万円となった。
一方、主力の不動産販売事業では、収益用アパート・マンションの販売が予定どおりに推移したほか、JR「大宮」駅前で開発していた大型物件が売上に寄与、売上高は前期比46.1%増の92億8,600万円、営業利益12億8,400万円(同214.1%増)と大幅増益となった。
また、介護事業ではグループホームが32棟増加の86棟となり、入居率95%と高い水準を維持したことから、売上高73億3,500万円(同39.4%増)となったものの、前期にオープンした特定有料老人ホーム「アンサンブル大宮」の入居募集広告費の超過、介護スタッフ採用費用等の増加などにより、営業利益は4,200万円と、同▲81.8%の減益となった。
また、賃貸管理事業では、前期7月に子会社化した(株)アップルが行なっている入居斡旋、管理業務が順調に推移。売上高は同428.6%増となる56億3,800万円、営業利益8億8,400万円(同203.6%増)。
なお、次期の通期連結業績は、売上高280億円(同11.6%増)、営業利益21億4,000万円(同10.9%増)、経常利益27億円(同2.0%増)、当期純利益13億7,000万円(同19.8%増)を見込んでいる。