(株)東京ビッグサイトが主催する「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2007」が、17日よりスタートした。
同展示会は、東京都の特別協力のもとに開催する危機管理にかかわる国内唯一の総合トレードショー。昨年に引き続き3回目の今回は、特別併催企画展として、「テロ対策特殊装備展」、「アスベスト対策環境展'07」を同時開催、「国際光触媒2007」も併せて開催するなど、開催規模および内容を大幅に拡充している。
「危機管理産業展2007」は、リスク管理、防犯、防災、特設ゾーンなどの出展内容に分けて、合計353社641小間を展示。入口近くには耐震技術関連・緊急地震速報ゾーンが設置され、デュポングループの防護服に来場たちが思わず足を止めている姿も見られた。災害時の食料サンプリングも多く、改めて、危機管理の大事さを伝えるイベントとなっている。
17日に行なわれた開催祝賀レセプションで、東京ビッグサイト代表取締役常務の森澤正範氏は、「昨年よりリスク管理も複雑多様化し、産業分野への必要性も社会に認知されている。緊急地震情報、バイオセーフティなどを新しい特設ゾーンとしている。常に新しい時代の要請を取り入れて新しい企画を今後も出していきたい」などと語った。
同展示会は、19日まで開催される。