ダイビル(株)は30日、2008年3月期中間決算を発表した。
当期(07年4月1日~9月30日)連結売上高は147億5,500万円(前年同期比12.9%増)、営業利益は48億7,600万円(同▲4.2%)、経常利益は44億9,800万円(▲1.9%)、当期純利益は23億1,100万円(▲14.1%)。
土地建物賃貸事業において、売上高116億2,200万円の増収となった一方、費用面で「商船三井ビルディング(虎ノ門ダイビル)」のリニューアル工事を行なった結果、修繕費が増加、営業利益52億9,900万円と前期比▲1.7%の減益となった。
営業外損益では、金融収支およびその他の営業外損益は改善したが、経常利益は減益。
特別損益については、前期に特別損失として減損損失および固定資産売却損計8,600万円を計上したのに対して、当期は固定資産売却損および固定資産除却損計3億6,500万円を特別損失として計上。また、過年度法人税等戻入額として6億1,200万円を計上、この結果、純利益は前期比14.1%の減益となった。
通期では、連結売上高309億円、営業利益99億円、経常利益88億円、当期純利益50億円を見込む。