東京建物（株）は12日、「（仮称）博多祇園町開発プロジェクト」（福岡市博多区）を着工した。
同プロジェクトは、祇園開発特定目的会社から同社が開発業務を受託。一部店舗を含むオフィス主体の複合ビルとして開発を進めてきたもの。地下鉄空港線「祇園」駅より徒歩5分、「キャナルシティ博多」に近接するビジネスエリアに位置している。
同ビルは、地上11階地下1階建て、敷地面積2,771.33平方メートル、延床面積1万8,867.27平方メートル。基準階は1フロア約1,000平方メートル、天井高を2.8mと無柱空間を確保し、事務所規模に応じたフレキシブルな対応が可能な仕様としている。
また、高い制震性能を発揮するための制震間柱の設置、非接触ICカード対応のセキュリティシステム、バリアフリー新法に基づくユニバーサルデザイン、個別空調方式等により快適なオフィス環境を提供する。
竣工は、2009年1月の予定。
