(株)ゼファーは12日、2008年3月期中間決算を発表した。
当期(07年4月1日~9月30日)の連結売上高は256億8,300万円(前年同期比▲6.6%)、営業利益8億3,000万円(同▲75.6%)、経常利益▲3億4,400万円(前年同期:26億7,500万円)、当期純利益▲8億4,900万円(同:12億8,500万円)と経常赤字。
主力の不動産分譲事業はマンション344戸などを引き渡し、売上高144億9,400万円(前年同期比12.1%増)を達成したものの、営業利益は大幅減の3億1,000万円(同▲81.8%)となった。
CM事業は、建築資材の高騰を受け受注を慎重にしたことから受注高は14億8,400万円にとどまり、売上高58億8,500万円(同▲2.0%)、営業利益▲6,800万円(前年同期:▲5,000万円)となった。
不動産流動化事業は、4物件を引き渡したが、売上高47億2,900万円(前年同期比▲36.1%)、営業利益20億300万円(同▲36.1%)となった。
通期では、下期の大型分譲物件の共同事業化に伴う持ち分売却、流動化事業における開発案件の竣工などによる収益を折り込み、連結売上高1,340億円、営業利益150億円、経常利益120億円、当期純利益65億円を見込んでいる。