不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/11/19

不動産事業が寄与し、大幅増益/すてきナイスグループ08年3月期中間決算

 すてきナイスグループ(株)は14日、2008年3月期中間決算を発表した。

 当期(07年4月1日~9月30日)の連結売上高は1,265億7,000万円(前年同期比4.6%増)、営業利益11億4,300万円(前年同期:▲10億5,400万円)、経常利益7億1,300万円(同▲13億6,400万円)、当期純利益2億2,000万円(同▲8億4,200万円)。

 住宅資材事業では、住宅資材部門において、木材・建材・住宅設備機器の物流機能の強化、インターネットによる受発注システムの利用規模拡大などにより、売上高は前年同期をわずかに上回ったが、木材市場部門で木材市場に加盟している卸売業者の減少などがあり、結果、売上高は987億6,000万円(前年同期比▲1.0%)に。営業利益は、合板・建材等の市況低迷による販売単価の低下などにより、3億4,900万円(同▲57.2%)となった。 
 不動産事業では、当期のマンション売上計上戸数が前年同期の238戸から337戸に増加したことに加え、共同事業のため用地を一部譲渡したことなどにより、売上高は241億600万円(前年同期比42.6%増)にアップ。損益面では、マンション部門の売上高増および利益率の向上などにより、大幅増益の18億9,800万円(前年同期:▲6億6,700万円)となり、事業全体の増益に大きく寄与した。
 
 通期(07年4月1日~08年3月31日)は、売上高2,730億円(前期比▲3.9%)、営業利益46億円(同▲8.3%)、経常利益38億円(同▲12.6%)、当期純利益20億円(同▲24.7%)を見込んでいる。

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