サッポロホールディングス(株)は、不動産事業の新会社を北海道に設立することを明らかにした。
新会社の資本金および資本準備金規模は50億円。うち5%は地元企業などグループ外企業からの出資を予定しており、新会社は恵比寿ガーデンプレイス(株)の子会社となる。
現在恵比寿ガーデンプレイスが所有する札幌市の商業施設「サッポロファクトリー」(札幌市中央区)の不動産賃貸事業を、2008年3月に新会社へ譲渡移管させ、新会社の認知度を早期に高めるとともに、スピーディな事業展開を図るための体制を整えていく。
新会社はこのような体制の下、パートナー企業を始めとした他の企業とのアライアンスを進め、積極的かつスピードを伴う不動産事業を進めていく、としている。
また併せて、サッポロビール(株)大阪工場を08年3月に営業を停止し、恵比寿ガーデンプレイス(株)による開発に向けて検討を進めていくことも明らかにされた。
08年3月の営業停止後、09年春頃までに解体工事を完了させ、その後行政手続きなどを経て、開発に着手する予定。