日本大学大学院理工学研究科は11月30日、「不動産科学専攻15周年記念パーティ」を東京ガーデンパレス(東京都文京区)にて開催した。
同会は、同大学院理工学研究科不動産科学専攻が本年で設置15周年目を迎えたことを記念し、今後のさらなる発展をめざすべく開催されたもの。
開会にあたり、同専攻主任・教授の三橋博巳氏や日本大学総長・理事長、不動産科学専攻教授の小嶋勝衛氏らが挨拶。
三橋氏は「不動産科学専攻は、小嶋先生と今は亡き田中啓一先生のご尽力のおかげで15年目を迎えることができた。今ではドクターを12名輩出し、約150名の修了生を抱えるまでになっている。これからの日本の不動産を担う人材育成のためにも、同専攻の役割は大きい。不動産科学はこれからさらに体系化し、発展させていかなければならない」と語った。
また、小嶋氏は「同専攻を学んでいくことで、モノをつくるプロセスの楽しさをしっかりと味わってもらいたい。不動産科学専攻は絶対に必要な分野であるので、これからさらに発展させ、いい世の中をつくることに貢献していければ」と述べた。
その後の記念パーティでは、(財)日本ビルヂング経営センター理事長の河原崎守彦氏の音頭で乾杯し、盛会となった。