不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2007/12/3

不動産ファンド関連収益などの特殊要因で減収減益/森ビル08年3月期中間決算

 森ビル(株)は29日、2008年3月期中間決算を発表した。

 当期(07年4月1日~9月30日)連結業績の営業収益は749億2,000万円(前年同期比▲6.9%)、営業利益は158億1,000万円(同▲37.7%)、経常利益は79億4,100万円(同▲56.9%)、中間純利益は52億6,900万円(同▲45.8%)であった。

 賃貸管理事業は、賃貸改定による増収で前期比7億円増を計上したものの、新規稼働物件がなかったこと、昨年度に実行した不動産流動化に伴う収益床が減少したことから、全体として14億円の減益(同▲2.6%)となった。
 請負工事事業は、テナントの入替えに伴う請負工事の増加が寄与し、前期比16億円増(同83.1%増)を計上した。
 資産開発・運用事業および運営受託事業では、計78億円を計上したものの、前年同期に不動産ファンドの清算配当や不動産ファンドの運営受託料等の特殊要因があったことから、対前年同期比ではマイナス(同▲41%)となった。

 通期予想は、営業収益1,683億円、営業利益419億円、経常利益253億円に上方修正。純利益については、保有不動産の売却により232億円と大幅な増益を見込む。

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