不動産ニュース / イベント・セミナー

2007/12/6

全宅連など4団体が参加し日米不動産首脳交流会議開催

2年ぶりに開催された日米不動産首脳交流会議
2年ぶりに開催された日米不動産首脳交流会議
4団体を代表して挨拶した、全宅連・藤田和夫会長
4団体を代表して挨拶した、全宅連・藤田和夫会長
NAR・コム会長(左)と、チーフエコノミスト・ユン氏(右)
NAR・コム会長(左)と、チーフエコノミスト・ユン氏(右)

 全米リアルター協会(NAR、会長:パトリシア・コム氏)と、日本の不動産業界4団体((社)不動産協会、(社)不動産流通経営協会、(社)全国宅地建物取引業協会連合会、(社)全日本不動産協会)による「2007年日米不動産首脳交流会議」が、12月4日、ホテルオークラ(東京都港区)で開催された。2003年から隔年で開催しており、今回が3回目。

 会議には、NAR側から、パトリシア・コム会長、シニアエコノミストのローレンス・ユン氏などが出席。日本側からは、不動産協会・岩沙弘道会長、FRK・岩崎芳史理事長、全宅連・藤田和夫会長、全日・川口 貢理事長らが出席した。

 冒頭、日本側を代表して全宅連・藤田会長は「我が国の不動産ビジネスは、先駆的なアメリカをモデルとした不動産証券化、金融商品化の進展、不動産ネットオークションの発展などで、複雑化・高度化している。そんな中で開催される今回の交流会議が、日米両国の不動産業界にとって有意義なものとなることを希望する」と歓迎のあいさつを述べた。それに対し、NAR・コム会長は米国内の銀行の不動産業参入を禁止するため、法制化に向けたロビー活動を展開していることなどの報告を行なった。

 また、NAR・ユン氏により米国の不動産市場動向が報告され、サブプライムローン問題について「住宅価格の下落は一部地域であり、全米全体に広がっているわけではない。中長期的には上昇していくだろう」などと報告した。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/12

記者の目を公開しました

「シロアリ被害、発見できるのは今!」を更新しました。
知らずに進行するシロアリ被害…放置すると建物強度が低下。また、気が付かずに売却をしてしまえば契約不適合責任に当たることも…!? 早期発見が望まれますが、普段は床下でうごめいていて自分で見つけるのは難しいものです。しかし春から夏はシロアリが発見しやすくなるチャンスタイムだとか…?専門事業者を取材しました。