不動産ニュース / その他

2008/1/8

「大臣認定構造計算プログラム」、1月中にも試行利用開始/国交省

 国土交通省は8日、建築確認手続きにおける「大臣認定構造計算プログラム」の試行利用を、1月中にも開始すると発表した。

 同プログラムは、建築確認手続きの円滑化のため早期認定・頒布が要請されているが、偽装を防止するための改ざん防止機能や多様な設計に対応するための汎用性が求められるため、ソフトウェア開発と大臣認定が大幅に遅れている。そこで、プログラムの開発に、特例的に国が関与し、仮認定を行なうもの。

 プログラム開発を促進するため、現在最も開発が先行している(株)NTTデータと設計者(建設会社、設計事務所)、審査者(指定確認検査機関、指定構造計算適合性判定機関)によるコンソーシアムを設置。ソフトウェアの不具合を確認するほか、仮認定プログラムの正式認定後に円滑に利用がなされるよう、全国の設計事務所等に対し、仮認定プログラムを用いた研修会を実施していく。

 NTTデータの構造計算プログラムは、1月21日を目途に仮認定を行ない、その後速やかにコンソーシアムを発足。仮認定されたプログラムの試行利用を開始する。

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