不動産ニュース / イベント・セミナー

2008/1/17

マンション管理は「総合住生活サービス業」へ/高住管理協が賀詞交歓会

「居住者との信頼関係構築のためには、法令遵守の徹底が必要」と述べる(社)高層住宅管理業協会理事長・黒住昌昭氏
「居住者との信頼関係構築のためには、法令遵守の徹底が必要」と述べる(社)高層住宅管理業協会理事長・黒住昌昭氏

 (社)高層住宅管理業協会の新年賀詞交歓会が17日、東京都港区の第一ホテル東京で行なわれ、協会会員、国会議員など多数の来賓が参加した。

 冒頭挨拶した同協会理事長・黒住昌昭氏は「200年住宅、住生活基本計画といったストック重視の政策が打ち出される中、マンション管理業界の重要性はますます高まっている。マンション管理業も、かつてのハード・共用部の管理から住民のコミュニティーづくり、専有部のサービス、地域との共生支援、戸建て団地の管理とまさに『総合住宅サービス業』と言っていい業界へ転換しつつある。こうしたユーザーの新たなニーズへ応える施策を、これからも展開したい」と語った。

 また、「当協会は来年、創立30周年を迎える。修繕積立金の在り方、新管理者管理方式の検討等に加え、規模や地域を超え、協会会員である利益が実感できる施策を打ち出していく。協会名の変更も視野に入れている」と展望を述べた。

 国土交通副大臣の松島みどり氏らの挨拶に続いて、同協会副理事の野崎弘毅氏の音頭で乾杯し、盛会となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。