不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2008/1/23

野村不動産インベストメント・マネジメントが大型複合施設「津田沼サンペデック」を再生、「Morisia(モリシア)」としてオープン

 野村不動産ホールディングス(株)は22日、同社子会社の野村不動産インベストメント・マネジメント(株)が運用する私募ファンドにて、JR津田沼駅前の大型複合施設「津田沼サンペデック」を再生し、大型商業施設「Morisia(モリシア)」として2008年3月にリニューアルオープンすると発表した。

 「津田沼サンペデック」はJR総武線「津田沼」駅徒歩2分に立地する延床面積約9万3,000平方メートルの大型複合施設で、「習志野文化ホール」とともに1978年に開業した大型複合施設。

 野村不動産インベストメント・マネジメントは、メインテナントが退去していた同施設に対し大規模リノベーションと多彩なテナントミックスを行なうことにより、施設の魅力向上や地域の賑わい創出が可能と判断。私募ファンドによるバリューアップを推進、2008年3月に「Morisia(モリシア)」としてリニューアルオープンするもの。

 「Morisia(モリシア)」では、「“日常のちょっとうれしい”が満載のショッピングセンター」をコンセプトに、100店舗以上の専門テナントを誘致するほか、駅前公園や建物内ポケットパークの「自然・緑」、習志野文化ホールに代表される地域文化と融合する施設創造をめざす。

 なお、野村不動産インベストメント・マネジメントは同施設を含めた商業施設系の私募ファンドを運用しており、資産運用総額は2,000億円規模に達している。

 

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