不動産総合情報サービスのアットホーム(株)は29日、同社ネットワークにおける2007年12月の首都圏流通市場動向を発表した。
12月の物件登録数は、中古マンションが1,683件(前年同月比22.8%増)となり、前年同月比で9ヵ月連続のプラス。新築戸建ても、1万192件(同5.8%増)で、9ヵ月連続のプラスとなった。
首都圏の物件成約数は、中古マンションが536件(同15.8%増)と、3ヵ月連続のプラスとなった。東京23区では、都心部に加え城東エリアの高額物件が好調で同37.6%の大幅増となった。また神奈川県も川崎市・県下が好調で3ヵ月連続のプラスとなった。新築戸建ては1,591件(同27.5%増)と5ヵ月連続のプラスとなった。中古戸建ては 325件(同6.6%増)で、再びプラスとなった。
平均成約価格は、中古マンションが1平方メートル当たり37万5,600円(同14.6%増)で13ヵ月連続のプラス。1戸当たりは2,317万円 (同19.7%増)で12ヵ月連続の上昇となった。新築戸建ては、1戸当たり3,733万円(同▲0.3%)で4ヵ月ぶりのマイナスとなった。中古戸建ては1戸当たり3,088万円(同8.1%増)で2ヵ月連続のプラスとなった。