(株)リロ・ホールディングは30日、2008年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(07年4月1日~12月31日)の連結経営成績は、営業収益579億6,400万円(前年同期比14.4%増)、営業利益27億4,800万円(同16.8%増)、経常利益27億5,800万円(同9.1%増)、当期純利益12億1,000万円(同▲7.9%)と、第3四半期としての経常最高益を更新した。
リロケーション事業は、借上社宅管理業務のフルアウトソーシング「リライアンス」および転勤留守宅管理「リロケーションサービス」の管理戸数増加が引き続き寄与し、営業収益488億200万円(同15.2%増)、営業利益14億1,300万円(同28.8%増)となったほか、福利厚生代行サービス事業、その他の事業においても増収増益となった。リゾート事業においては、急速に拡大した事業規模に対して、運営体制の整備が遅れたことなどにより、営業利益は5億9,800万円(同▲10.6%)と減益となった。
なお、通期(07年4月1日~08年3月31日)では、営業収益780億円、営業利益39億5,000万円、経常利益40億円、当期純利益21億円を見込む。