(株)東急コミュニティーは30日、2008年3月期第3四半期決算を発表するとともに、08年度~10年度の新中期経営計画の骨子を発表した。
当期(07年4月1日~12月31日)の連結経営成績は、売上高777億6,900万円(前年同期比1.5%増)、営業利益50億2,700万円(同14.8%増)、経常利益51億4,900万円(同13.8%増)、当期純利益28億4,100万円(同12.6%増)となった。
セグメント別では、主力の管理業はマンション管理ストック拡大などにより、売上高547億9,200万円(同0.9%増)。その他の事業は不動産信託受益権売買の媒介の仲介収入増等により売上高14億8,600万円(同39.0%増)となった。このほか賃貸業、工事業ともに増収となった。
また、新中期経営計画「TOKYU COMMUNITY WAY-First stage2010-」では、基本方針を(1)事業競争力の強化および収益力向上による2010年度連結営業利益84億円の達成、(2)「コンサルティングを超えたソリューション」をキーワードに新企業ビジョン「TOKYU COMMUNITY WAY」をめざした持続的成長の実現、とした。重点課題として、業務・サービス品質の向上、内部統制・コンプライアンスの強化などを掲げ、各事業ごとに基本方針と重点課題を策定した。