不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/2/1

賃貸事業が寄与し、増収増益/東急不動産08年3月期第3四半期決算

 東急不動産(株)は31日、2008年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(07年4月1日~12月31日)の連結売上高は4,335億2,700万円(前年同期比9.3%増)、営業利益610億5,400万円(同25.1%増)、経常利益562億2,600万円(同26.7%増)、当期純利益258億8,100万円(同45.1%増)となった。

 賃貸事業は、SPCを通じたビルの売却による大幅な配当増、前期に開業したビルの通期稼働、既存ビルの賃料改定などが寄与し、売上高954億円(同24.1%増)、営業利益472億円(同60.9%増)と、事業全体の増益に寄与した。
 分譲事業は、前年同四半期に計上した投資家向け分譲ビルの反動により、売上高1,044億円(同10.9%増)、営業利益113億円(同▲15.2%)に。
 リゾート事業は、会員制リゾートホテル事業の「ハーヴェストクラブ那須」、ゴルフ場の新規施設の寄与などで、売上高379億円(同8.6%増)と増収であったが、会員権販売の減少、スキー場の修繕費用増加等により営業利益は2億円(同▲82.2%)と減益に。仲介その他で、売上高382億円(同1.2%増)、営業利益36億円(同▲27.5%)を計上した。

 通期(07年4月1日~08年3月31日)については、連結売上高6,400億円、営業利益780億円、経常利益700億円、当期純利益315億円を見込んでいる。
 

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年7月号
定住・関係人口増加で空き家も活用?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/6/25

記者の目を公開しました

今の若い世代が集合住宅に求めるものとは?」を公開しました。
住宅に求められるものが多様化する中、若い世代は何を求めているのでしょうか。今回は、若者自身が集合住宅の企画アイディアを提案する「学生プランニングコンペ」(開催:スカイコート(株))を取材しました。