野村不動産アーバンネット(株)は31日、今春より「中洲5丁目プロジェクト」(福岡市博多区)の開発に着手することを発表した。
同プロジェクトは、同社がすでに取得している「ホテルオークラ・博多リバレイン」対岸の160坪の開発用地に、鉄骨造地上8階建て、延床面積約2,800平方メートルのオフィス・店舗複合ビルを開発するというもの。
建物は博多織と川面のゆらぎをモチーフとした、視認性・ランドマーク性の高い外観ファサードに加え、アジアへの玄関口である国際都市「博多」を表現したカラーデザインとし、基準階専有面積を約290平方メートルのコンパクトなオフィス空間を演出することで、差別化を図っていく。
着工は2008年春、完成は09年春を予定している。
また、同社では福岡・博多地区においてすでに2つの収益不動産の開発を展開しており、「中洲5丁目プロジェクト」を契機に、同エリアにおける商業施設・オフィス・住宅・ホテルを投資対象とした収益不動産開発事業を強化していく。