不動産ニュース / 開発・分譲

2008/2/6

サスティナブルな物流センター「プロロジスパーク習志野III」が竣工/プロロジス

同社プレジデント兼日本共同CEO・山田御酒氏
同社プレジデント兼日本共同CEO・山田御酒氏
屋上緑化により、年間CO2排出量を約10%削減
屋上緑化により、年間CO2排出量を約10%削減

 プロロジスは6日、複数企業型の物流施設「プロロジスパーク習志野III」(千葉県習志野市)の竣工式を同施設内で執り行ない、併せて施設内覧会を開催した。
 
 同施設は、鉄筋コンクリート造地上5階建て、敷地面積2万5,021平方メートル、延床面積5万5,932平方メートル。東関東自動車道・習志野インターチェンジより車で約15分、京葉道路・幕張インターチェンジから約7km、JR京葉線「新習志野」駅より約2kmに位置。羽田・成田空港の中間地点にあり、ポテンシャルの高い場所に位置する。

 同社初のセミマルチアクセス型の物流センターとして、地上から4階までの各階へ大型車両が直接乗り入れることができる大型ランプを1基設置。1~3階、4階~5階を分割区分けすることで、それぞれ独立して利用できる構成となっている。さらに敷地内には車輌の回線動線を確保、円滑かつ迅速な出入庫を可能にしている。

 また大規模な屋上緑化システムを導入しており、1年を通じて屋上下階の冷暖房にかかるエネルギー量、およびCO2排出量を約10%削減する。また、保水性アスファルトを採用し、ヒートアイランド現象を緩和する。アプローチには、焼き窯を解体した際に出るリサイクルレンガを採用し、環境提案型のランドスケープを形成している。

 同社プレジデント兼日本共同CEO・山田御酒氏は「本施設には、環境に配慮したさまざまな工夫を取り入れており、利用する人にとって使いやすいことを心がけた。これから地元の習志野市の発展に貢献していきたい」と語った。

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