日本綜合地所(株)は7日、2008年3月期第3四半期決算を発表した。
当期(2007年4月1日~12月31日)は売上高693億3,300万円(前年同期比83.2%増)、営業利益60億6,800万円(同433.4%増)、経常利益37億7,300万円、純利益19億6,800万円となった。
採算性を重視した仕入れ活動、費用対効果を追及した販売活動を行なった結果、不動産販売事業のうち、主力のマンション分譲事業において、前年同期比123.3%となる1,449戸を引渡し、売上高が同122.3%増の527億4,500万円となった。
また、不動産賃貸事業において、オフィスビルを積極的に取得したほか、不動産賃貸事業を行なう会社3社を新たに連結対象にしたことにより、賃貸物件保有残高が増加、売上高が同50.0%増の22億2,200万円となった。
なお、前年同期が営業利益11億3,700万円、経常損失2,400万円、純損失4億4,100万円であったため、大幅な増益となっている。
また、同期契約実績は、マンションが1,404件(前年同期1,452件)、戸建て住宅が44件(同51件)、土地が63件(同18件)、金額で597億7,600万円(同570億100万円)となっている。
通期予想については売上高1,280億円(同52.9%増)、営業利益145億円(同65.7%増)、経常利益120億円(同70.8%増)、純利益63億円(同66.2%増)を見込んでいる。