(株)リサ・パートナーズおよび同社100%子会社の(株)リファス、リサ企業再生債権回収(株)は15日、(株)百十四銀行(香川県高松市、取締役頭取:竹﨑克彦氏)との間で、事業再生に関する業務協力協定を締結したと発表した。
百十四銀行が積極的に展開している、企業経営支援チームの設置やDDS(債務の資本的劣後ローン化)の実施、中小企業再生支援協議会等の外部機関との連携などの施策と、事業再生に関する同社のノウハウ・実績が合致することから、今回の業務提携に至ったもの。
百十四銀行の国内取引先において一定の経営基盤を持ち、相応の収益性を保ちながら、過剰負債や不採算事業部門等の問題があることで企業活力が削がれている企業を対象に、再生支援を行なっていく。
具体的には、同社が地域特化型再生ファンドや、官民一体型再生ファンドの運営などで培った事業再生ノウハウ、全国の地域金融機関ネットワーク等を提供することにより、過剰負債の処理、不採算事業のリストラ、M&A等の再生シナリオを策定・遂行し、対象企業の再生と地域経済の活性化を、同時に実現していくという。