不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/2/26

売上高減と販管費微増により損失計上/ダイナシティ08年3月期第3四半期決算

 (株)ダイナシティは25日、2008年3月期第3四半期決算を発表した。

 当期(2007年4月1日~12月31日)の売上高は185億5,900万円(前年同期比▲52.5%)、営業利益▲8億4,300万円、経常利益▲19億6,700万円、当期純利益▲18億4,100万円となった。

 売上高の大幅減にもかかわらず、販売管理費および一般管理費は46億3,069万円(前年同期比9.5%増)と微増したため、損失計上となった。

 当期末時点では不動産販売事業において販売用不動産が47億1,600万円、仕掛不動産が410億3,700万円、ソリューション事業においては流動用不動産が177億1,600万円を計上したことから、資産総額は730億400万円(前年同期比18.5%増)に。
 一方、支払手形および買掛金が39億5,300万円(同87.9%増)、借入金が422億900万円(同47.9%増)となったことなどから、負債総額が486億3,300万円(同39.2%増)と増加した。

 また、併せて通期業績予想の修正を発表。
 修正後の連結売上高は331億2,300万円(前回予想比▲43.5%)、営業利益▲1億7,100万円、経常利益▲17億6,000万円、当期純利益▲14億8,700万円。
 市況の悪化による販売戸数の下落などを見込んだもの。

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