サントリー（株）は、3月から環境緑化ビジネスに本格参入、環境緑化事業「midorie（ミドリエ）」として推進していくと発表した。
「midorie（ミドリエ）」の柱として、屋上緑化システム「緑の屋根」、壁面緑化システム「花のかべ」を、3月3日（月）から首都圏および京阪神地区で先行販売する。
「緑の屋根」「花のかべ」は、同社が独自に開発したウレタンベースの新素材「パフカル」を、土の代わりに使用する新しい緑化システム。土を使わないことで、軽い、植物がよく育つ、取り扱いが簡単という特長を実現。「建物の耐荷重が少なく屋上緑化ができない」「土が崩れて周囲が汚れる」などの問題を解消した。
同社では「midorie」を本格的に展開、ヒートアイランド減少の緩和や屋内への断熱効果を図るだけでなく、緑のある快適な空間づくりの提案も行なっていく。
