三井不動産(株)は11日、「淀屋橋地区第一種市街地再開発事業」(大阪市中央区)内で開発中の商業施設名称を「淀屋橋odona(オドナ)」に決定。5月30日(金)にオープンすると発表した。
「淀屋橋地区第一種市街地再開発事業」は、(独)都市再生機構が施行、同社と三井住友海上火災保険(株)(MSIG)が特定建築者として再開発事業に参画し、2棟のビル(S造、一部SRC造およびRC造、地上16階地下3階建て)を開発している。A棟はMSIGの関西地区の拠点ビル、B棟は地権者および三井不動産の賃貸オフィスになる予定。
「淀屋橋odona」は、2棟の低層部(地上2階地下1階)に位置し、竣工後は、同社の保有持分と合わせて、MSIG持分を一括賃借・転賃し、運営していく。大阪のメインストリート「御堂筋」に面し、市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅に直結。約4,709平方メートルの規模。
1階外周部にポルティコ(回廊)、2階外周部にはデッキを設置し、利用者が回遊しやすいつくりにする。テナントは、直営店として日本初出店となる、革製品のバッグなどを扱う「CI-VA」、ジュエリー・アクセサリーショップ「The Show Case by LA FERIA」など32店舗が入店する予定。