(株)東急コミュニティーは11日、全国で勤務する管理員の指導員を対象に、厚生労働省が推奨する「認知症キャラバン・メイト」養成講習会を開催した。
「認知症キャラバン・メイト」とは、認知症患者やその家族を支援する「認知症サポーター」を教育・指導する人のこと。
同社はこれまでも一部の地域において、「認知症サポーター」の養成講座を実施してきたが、近年のマンション居住者の高齢化の進行、それに伴う管理業務における認知症の人への理解・知識の習得の必要性から、この活動を全国で展開することために講習会を開催したもの。
今後は、講習会で誕生した「認知症キャラバン・メイト」を中心に、全国に勤務する管理員約4,000人を対象に「認知症サポーター」の育成活動を定期的に展開、認知症に対する正しい知識とその対応を指導できるリーダーの育成を図っていく。