不動産ニュース / 開発・分譲

2008/3/19

積水ハウス、CO2排出量削減に寄与する「CO2オフ住宅」の販売を開始

 積水ハウス(株)は18日、「CO2オフ住宅」の販売を4月3日より開始すると発表した。

 「CO2オフ住宅」とは、住宅の高度な省エネ技術により、生活に伴って排出されるCO2をできる限り削減したうえで、残りのCO2排出分について、太陽光発電システムと燃料電池の発電による削減効果で、差し引きをほぼゼロにするというもの。

 具体的には、省エネルギー法に基づく次世代省エネルギー基準よりも2割程度性能を向上させた高断熱・機密仕様を提案。住宅全体の省エネルギー性能を高めることにより、一般的な住宅と比べて電力消費を約3割削減することが可能だという。さらに、燃料電池と太陽光発電システムで生活に必要な電力を発電し、太陽光発電システムの余剰分は売電のうえ他の世帯で使用してもらうことで、発電所からの供給電力が減り、結果、発電所におけるCO2排出量の削減が実現できるという。
 
 価格は、各商品の標準的な仕様より1割程度のアップ(プランや仕様など各種条件により異なる)。販売地域は全国(寒冷地、多雪地および沖縄県を除く。また、燃料電池供給可能エリアに限る)、初年度は年間で50棟前後の販売をめざす。

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