リゾートトラスト（株）は29日、完全会員制リゾートホテル「東京ベイコート倶楽部 ホテル＆スパリゾート」（東京都江東区、総客室数292室）をオープンする。
地上27階地下2階塔屋1階建て。27階建てのホテル棟2棟が地上100mの高さで接続された外観が特徴。
アールデコのインテリアデザインは、高級ホテルの設計・デザインなどで実績のあるWimberly Allison Tong＆Goo社が手がけた。
25～27階がスパエリアで、広さは約2,300平方メートル。25階のトリートメントサロンではスイス・パーフェクション社の商品を用いたマッサージのほか、ヘアカット・アレンジ、ネイル・ケアなどビューティープログラムを用意。
24階は日本料理「時宜」、中国料理「眺遊楼」、フランス料理「mal D'amour」などのレストランとバーラウンジ、ロビー階は会議や面談など多目的に使える「メンバーズ・コンパートメント」、地下1階にはテレビ会議やプロジェクターなど最新設備が整ったバンケットルームとなっている。
5～23階の客室の専有面積は50～124平方メートル。
年間12泊、または24泊を利用する権利が保証されるタイムシェアリング・システムを採用しており、3つの部屋グレード別・階数別に設定された会員権価格は、約700万円（12泊）～3,950万円（24泊）。
このほか、施設の維持管理費として運営管理費（3万6,500～32万5,500円）、宿泊する場合はルームチャージ（1万8,000～3万8,000円）が必要になる。
なお、同施設の総事業費は420億円。2005年4月から販売を開始し、08年2月末時点の累計契約高は346億円で、総販売契約高に対する販売率は36.9％。
詳細は同施設ホームページを参照のこと。
