不動産ニュース / その他

2008/4/1

AMBが仙台経済圏に初進出、最新鋭ディストリビューションセンター建設へ

 AMBプロパティ・コーポレーションは3月31日、日本子会社であるAMBプロパティ・ジャパンが、仙台経済圏に位置する宮城県多賀城市の土地1万9,877平方メートルを購入したと発表。AMBプロパティ・ジャパンはこの土地に、総床面積3万9,000平方メートルの最新鋭センター「AMB仙台多賀城ディストリビューションセンター」を建設する。

 購入した土地は、JFEエンジニアリング(株)と同社グループ企業である東北ドック鉄工(株)が所有していた土地の一部。コンテナターミナルが整備され、東北地方の国際海上コンテナターミナルの拠点となっている仙台塩釜港仙台港区から北に1.5kmに位置。さらに、三陸縦貫自動車道の仙台港北ICから2.4km、仙台市の中心部から12kmという好条件を有している。

 AMBプロパティ・ジャパンは、東北地方および仙台経済圏の経済規模が大きく、物流需要の伸びが続いていることから、この地を購入したもの。また、東北地方は東京首都圏に近く、オーストリア、ベルギー、スイスなどの国々と同規模のGDPを有し、多彩な地場産業が盛んな地域である、と評価している。

 同センターは、地上4階建て、3階までスロープを設けることにより上階への車両乗り入れを可能とし、倉庫面積を最大限に確保する。また、1階と3階に高床式トラックバースを設け、複数のテナントが利用できる施設をめざす。

 着工は2008年半ば、竣工は2009年第2四半期の予定。

 

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