不動産ニュース / 開発・分譲

2008/4/9

埼玉県入間市に日本最大級のアウトレットパーク開業/三井不動産

「三井アウトレットパーク入間」外観
「三井アウトレットパーク入間」外観
緑の多い環境に配慮し、施設内の約2ヘクタールを、緑地として整備する
緑の多い環境に配慮し、施設内の約2ヘクタールを、緑地として整備する

 三井不動産(株)は、同社7番目のアウトレットパークとなる「三井アウトレットパーク入間」(埼玉県入間市)を、10日にオープンする。

 同施設は、西武池袋線「入間市」駅からバスで15分、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)入間インターチェンジから約500m、東京環状(国道16号線)沿いに立地する、総敷地面積約8.6ha、店舗面積約3.2ha、テナント数204店舗の商業施設。アウトレット系の商業施設としては日本最大規模となる。

 テナントは、アパレル、アクセサリー、日用雑貨、スポーツ用品などさまざまで、日本初出店となるテナントが44店、関東初出店が70店出店した。開発に当たっては、自然豊かな周辺環境に配慮し、既存樹木の移設や約2haに及ぶ芝生広場などを整備している。また、隣接地には、会員制小売業の「コストコホールセール」が同時出店しており、同店との相乗効果にも期待を寄せている。

 8日、開業に際して行なわれた内覧会・記者会見で挨拶した同社常務執行役員商業施設本部長・飯沼喜章氏は「今回の施設オープンを機に、アウトレット施設の名称を『アウトレットパーク』と改め、ブランドのさらなる浸透を図ることとした。今年秋には、仙台店もオープンする。アウトレットパークの06年度売上高は980億円で、07年度もこれを上回る過去最高を達成する見込みだ」と語った。

 同施設は、自家用車、電車、バスなど来場手段が豊富なことから、首都圏在住の約1,400万人をターゲットとする。初年度来場者目標を600万人と定め、売上高260億~280億円を見込んでいる。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。