不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/4/14

シニアハウジング事業、入居遅れで営業損失/ゼクス08年5月期第3四半期決算

 (株)ゼクスは11日、2008年5月期第3四半期決算を発表した。

 当期(07年6月1日~08年2月29日)の連結売上高は533億2,600万円(前年同期比60.8%増)、営業利益は15億6,700万円(同▲57.1%)、経常損失は4,400万円、当期純損失は6億1,900万円。

 当期、財務体質の改善を図りながら、不動産事業ならびにシニアハウジング事業へと比重を移していく方針を実行し、ゴルフ場運営事業の一部を売却、特別利益を計上した。一方、ゴルフ会員権の買取償却に伴い、特別損失が発生し、損失決算となったもの。

 セグメント別にみると、不動産コンサルティング事業では、ファンド等への物件売却が一部遅延したものの、業績は堅調に推移。売上高415億4,700万円(前年同期比69.5%増)、営業利益66億4,100万円(同4.9%増)となった。
 一方、シニアハウジング&サービス事業では、「チャーミング」「ボンセジュール」シリーズとも、一部入居ペースが遅れている施設が発生し、営業経費を吸収できなかったことから売上高70億6,600万円となったものの、営業損失18億6,700万円となった。
 また、リゾート&スポーツ、その他事業において、ゴルフ場運営事業はプレー客が減少し、温浴レジャー施設「すんぷ夢ひろば」においても運営経費を吸収できなかったため、売上高47億2,300万円(同▲3.5%)、営業損失9億100万円となった。なお、事業の集中と選択を実行するとして、運営する5ゴルフ場のうち、3施設を当期において譲渡した。

 通期については、売上高1,000億円、営業利益95億円、経常利益62億円、当期純利益25億円を見込んでいる。

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