不動産ニュース / ハウジング

2008/4/15

人気の企画住宅に都市近郊向けタイプを追加/ミサワホーム

「SMART STYLE O 40 Mタイプ」。間口7m程度の敷地にも対応可能
「SMART STYLE O 40 Mタイプ」。間口7m程度の敷地にも対応可能
グリッドウォールと緑化パネルにより、道路からの視線を遮りながら、室内に涼風を呼び込むことを可能にした。リビングとの間の空間は「リビングポーチ」としての活用を提案
グリッドウォールと緑化パネルにより、道路からの視線を遮りながら、室内に涼風を呼び込むことを可能にした。リビングとの間の空間は「リビングポーチ」としての活用を提案
「センターリビング設計」を採用、オープンキッチン、ダイニング、リビング、リビングポーチと一直線に配置した。また、階段室はリビングに設置することで、家族のふれあいを深める工夫も
「センターリビング設計」を採用、オープンキッチン、ダイニング、リビング、リビングポーチと一直線に配置した。また、階段室はリビングに設置することで、家族のふれあいを深める工夫も
2.5階部分の居室。勾配天井とし、屋根形状に沿って空間を確保した
2.5階部分の居室。勾配天井とし、屋根形状に沿って空間を確保した

 ミサワホーム(株)は14日、企画住宅「SMART STYLE O 40(スマートスタイルオー40)」に、都市近郊向け対応の「Mタイプ」を追加。24日の全国での販売を前に、報道機関向けに物件見学会(千葉市緑区)を開催した。

 同商品は、07年10月、同社創立40周年を記念して発売されたもの。今年3月末時点で累積1,384棟を受注するヒット商品。建設予定地は面積150平方メートル以上が7割で、東北地方や関東近県での受注が中心となっている。そのため、市場ボリュームが大きく、狭小敷地(100~150平方メートル)が多い大都市圏にまでターゲットエリアを拡大するため、都市近郊向けのプランとして「SMART STYLE O 40 Mタイプ」を投入するもの。

 「Mタイプ」は、間口の狭いプランを用意したほか、斜線制限に対応した短い軒の出設定・桁落としといった設計をすることで、敷地対応力を強化したことが特徴。
 またポーチとテラスを一体化したリビングポーチを提案。リビング南面敷地はカーポートや玄関アプローチなどに利用されるケースが多いが、緑化パネルを付けたグリッドウォールを設けることで、道路からの視線・夏の熱気を遮りながら、外と中との中間領域として、暮らしにゆとりをもたらすスペースとして活用できるようにしている。
 また、廊下を最小限にしたうえで、リビングを広げた「センターリビング設計」とし、天井高2.55mの折り上げ天井により開放感をプラスした。

 2階のキッズルームは天井高2.9mの居室を確保。子供の成長に合わせて間仕切りできる2ドア1ルーム設計としている。併せて収納空間「蔵」、南面に「マルチスペース」と「テラスバルコニー」を設計。多目的に活用できるスペースを設けた。
 2.5階のメインベッドルームは勾配天井を採用。小屋裏に梁や束が必要ない工法を用いて、屋根形状にそって空間を確保している。
 
 新プランは、全20タイプ(建築面積101~117平方メートル、2階建て)。価格は、ベーシックタイプが坪単価46万2,000円、仕様を高めたカスタムタイプが同48万7,000円。「スマートスタイル」シリーズ全体で、年間3,000棟の販売をめざす。

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