不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/4/15

原油高騰の影響などにより、大幅な減益に/日本パーキング08年2月期決算

 日本パーキング(株)は14日、2008年2月期決算説明会を開催した。

 当期(07年3月1日~08年2月29日)の連結売上高は107億3,400万円(前年同期比5.0%増)、営業利益4億5,600万円(同▲66.5%)、経常利益2億7,400万円(同▲75.1%)、当期純利益2億8,500万円(同▲56.8%)となった。

 駐車場数の増加は、積極的な営業拡大の結果、拠点数にして91ヵ所、車室数7,320台で過去最高となった。駐車場数は545ヵ所(期初比20.0%増)、2万9,381車室(期初比33.2%増)。自社駐車場は、2ヵ所の減少、821車室の増加となっており、また賃借駐車場は93ヵ所、6,499車室の増加となった。

 同社代表取締役社長・小林伸司氏は会見で「ガソリン価格の高騰による乗り控えの影響などから、稼働率が減少し、年間平均は40.4%から37.3%に低下した。今後の成長戦略については、収益を重視した案件を、厳選していきたい。また、新規の立ち上げも積極的に行ない、不採算駐車場については、駐車料金の適時見直しと賃料値下げ交渉など努力もしていく」などと述べた。

 なお、通期(08年3月1日~09年2月28日)業績予想については、連結売上高118億3,700万円、営業利益7億3,200万円、経常利益5億円、当期純利益1億6,000万円を見込んでいる。

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