(株)不動産経済研究所は15日、2008年3月度の首都圏マンション市場動向を発表した。
3月の新規発売戸数は4,490戸(前年同月比▲17.8%)と大幅にダウン。1戸当たりの価格は4,998万円(同6.2%アップ)、1平方メートル当たり単価は67万1,000円(同9.3%アップ)となった。
一方、契約率は65.3%(同▲15.2ポイント)で、2月の60.1%からは回復したものの、2ヵ月連続で60%台にとどまった。また、販売在庫数は1万837戸(前月末比194戸増)と増加し、4ヵ月連続で1万戸台となった。
即日完売物件は、「クオリア荻窪プレミアム」1期1・2次(東京都杉並区、12戸、平均7,053万円、平均1.4倍、最高3倍)など6物件・140戸。超高層物件(20階以上)は21物件・713戸、契約率76.9%だった。
なお、4月の発売戸数は5,000戸前後となる見込み。