三菱地所ホーム(株)は15日、「住宅と空気環境に関する意識調査」結果を発表した。
同調査は同社が標準搭載する全館冷暖房換気システムの「エアロテック」の需要を探るため、首都圏に住む30~50歳代の男女400名を対象に実施したもの。
「住まいへの不満点」や「新居に求めるもの」のほか、室内の温度環境や空調に関して質問した。
「家族で空調の温度設定でトラブルがありますか」との質問には、29.7%が「はい」と回答。
続いて、「トラブルが発生したときの最も多いパターンは」との質問には「母親の意見を尊重」が27.6%、「父親の意見を尊重」が19.0%という結果となった。また、同じ質問で、50歳代以上の女性の28.6%は「別々の部屋で過ごす」と回答しており、同社では、自ら距離を置くという熟年層の夫婦の距離感を感じさせる現状が浮かび上がったと分析している。