三井不動産レジデンシャル(株)は、(株)新日鉄都市開発と開発中の、超高層分譲マンション「パークコート赤坂 ザ タワー」(東京都港区、総戸数518戸)のモデルルームオープンに先駆け、23日記者発表会を開催した。
「パークコート赤坂 ザ タワー」は、「赤坂四丁目薬研坂南地区第一種市街地再開発事業」により誕生する超高層マンション。神宮外苑など都心の広大な緑を借景にする、赤坂サカス近隣の赤坂四丁目の高台に立地する。
東京メトロ千代田線「赤坂」駅など、3駅5路線が利用可能で、江戸時代に屋敷であった赤坂御用地の緑が目の前に広がっている。
地上43階地下2階建て、敷地面積7,375.34平方メートル、延床面積7万1,300.53平方メートル。
敷地内には約6,400本の樹木を植栽し、緑豊な住環境を提案。共用施設は二層吹き抜けのロビーなど、デザイン性の高いものを用意。IC個人認証システム活用のエントランスから住戸までは、4重のセキュリティチェックを設けており、警備員による24時間有人管理体制も実施していく。
また、住戸内の電球交換や粗大ごみの運搬など、入居者の手伝いを行なうホームアテンダントサービスも実施。コンシェルジュに加え、ドアマン、ベルスタッフ、ポーターも配置する。
専有面積37.26平方メートル~218.19平方メートル。料金は約4,990万円~10億円で、幅広いバリエーションを用意。最多価格帯は、8,000万円~1億4,000万円(広さは70平方メートル~80平方メートル)。
会見で、同社ソリューション営業本部ソリューション営業二部営業室主管 室長・中村一誠氏は「これまでに約3,000件の反響があり、客層は主に30~50歳代の単身者やDINKSで、都心の利便性を享受したい方からの問い合わせを受けている。今年3月には会員向けに253戸の供給を行なったところ、約9割となる220戸の成約に至った。この勢いで、一般分譲も行なっていきたい」などと述べた。
着工は2006年8月、竣工予定は2009年6月。モデルルームは4月26日にオープン、申込みは5月下旬から受け付けを開始する。