不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2008/4/30

事業構造改革の特別損失の計上などで最終赤字/パナホーム

 パナホーム(株)は25日、2008年3月期(07年4月1日~08年3月31日)の連結決算を発表した。

 今期の売上高は2,936億1,600万円(前期比▲1.1%)、営業利益は87億5,700万円(同4.7%増)、経常利益は94億200万円(同▲0.2%)、当期純利益は▲6億600万円であった。
 
 戸建請負事業においては、パワテック、ピュアテック、キラテックなど3つのオリジナル技術をベースにした白いタイルの家「ソーラ ビアンカ」や、ユニバーサルデザインの平屋住宅「ふたりスタイル」、家事効率を高める「ソーラ・ユールキア」を発売。資産活用事業では、オール電化賃貸住宅の「エルメゾン ネクスト」を発売。分譲事業でも、「パークナード綱島東公園」(横浜市港北区綱島北)など中高級分譲マンションの推進などをしてきたが、住宅事業を取り巻く環境変化の厳しいあおりをうけ、売上高は前期比1.1%減にとどまった。
 事業構造改革の効果などから、営業利益は、前年期比4.7%増であったが、経常利益は前年期比0.2%減の94億200万円に。また事業構造改革費用として106億1,300万円を特別損失として計上したため6億600万円の純損失となった。

 通期業務予想は、売上高3,000億円、営業利益105億円、経常利益113億円、当期純利益57億円。

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