三井ホーム(株)は、同社独自のツーバイフォー工法ハイブリッド技術である「Gフレーム構法」を、さらに進化発展させた「新Gフレーム」(仮称)を開発。12日に(財)日本住宅・木材技術センターの木造住宅新工法性能認証制度における「性能証明」を取得したと発表した。
同センターの当該認証制度における木造住宅の工法分野での認証は、同社が初。
「新Gフレーム」工法は、3階建て以下の枠組壁工法(ツーバイフォー工法)建築物の1階または1~2階の吹抜け部において、耐力壁により構成される耐力壁線に代えて集成材ラーメンフレームの設置することで、鉛直荷重・水平荷重を負担させることができるというもの。
最大で幅8m、高さ6mの大開口が実現可能となり、また、1階の高さだけではなく、2階までの高さの広い吹き抜けなど、フレキシブルな空間設計を可能となる。
同技術を活用した商品・住空間提案については、新規オープンモデルハウスへの採用を含め、今年度秋以降を予定。